- ホーム >
- アスピとは?
アスピは自然界から生まれた地球にやさしいエコ製品です!
アスピは、脱臭材としてよく利用されている化学薬品を使用した活性炭などとは異なり、大自然の大地で育まれた天然炭素を主成分とした次世代の消臭物質として注目されている高性能脱臭剤です。
木製の活性炭を生成するためには、森林を伐採しなければいけませんが、土の炭素であるアスピは、環境に負担をかけることなく生成が可能。
森林資源保護の観点からも、木製の活性炭と比べ地球に優しいエコ製品といえます。
しかも、化学薬品を使用せずに100%天然炭素でできているので、人にも地球にもとっても安全です!
これは優れもの!アスピの4つの特徴!!
活性炭の3倍以上の効果!
アスピの核はなんと0.1nm(ナノメートル)、現在消臭剤としてよく使われている活性炭0.1μmの1/1000!
この膨大な内表面積で、活性炭の3倍以上の優れた脱臭機能を発揮します!
(※1nm=10億分の1メートル)
高い持続性でとても経済的!
アスピは、臭い成分を吸着するだけの活性炭とは異なり、吸着した臭い成分を分解→さらにイオン交換することが最大の特徴!
臭い成分をイオン交換により他の物質に変えて無臭にするので、長期間効果が持続し費用対効果も抜群です!
100%天然炭素使用、エコで安全!
アスピは、活性炭などのように化学薬品を一切使用していない100%天然素材です!
しかも、製造過程で滅菌処理を施しているので、小さなお子様が誤って口に入れても安全です。
また、アスピの原材料である炭素は、日本全土に分布しているので資源はとっても豊富。
木を伐採して生成される活性炭よりもとってもエコです!
無駄なく再利用することで土壌も改良!
廃棄するアスピを土に撒けば、土壌改良剤として再利用が可能!
再利用することでゴミの発生も防げるので、地球環境にもとっても優しい素材です。
アスピ性能分析結果
・分析者:東レ
・分析年月:2006年5月〜7月
・分析試料1:アスピ(船井郡衛生管理組合 中濃度吸着塔より採取)
・分析試料2:アスピ(新品)
■結果
1、カビ及び硫黄酸化細菌について調べた結果、カビ及び硫黄酸化細菌ともアスピ中に検出されなかった。
よって、アスピの脱臭効果は物理的な吸着か、もしくは化学結合を伴った化学反応によるものと考えられる。
2、水溶液での使用品のZn溶出量は、398meq/kgと突出して高い。
ちなみに未使用品は、0.02meq/kgであるから、この差異は使用中に蓄積されたZnと推測される。
項目 | 水溶液 | |
---|---|---|
未使用品 | 使用品 | |
Al | 2.6 | 4.6 |
Fe | 0.36 | 0.30 |
Zn | 0.02 | 398 |
3、Zn化合物の供給源として、排ガス中にミストとして含まれる可能性が高く、このZnの存在がアスピの悪臭物質除去に効果的役割を担っているものと推測される。
水溶出されたイオン類のうち、カチオンはZnイオン、アニオンはClイオンが主体であることから、アスピ中では水に可溶性の形態であるZncl2として存在しているものと考えられ、このことが注目される。
また、排ガス中にH2S等の硫化物が存在すると、ZnCl2と反応してZnS(硫化亜鉛)を生成する。
※ZnCl2+H2S→ZnS+2HCl
したがって、アスピの本質的な吸着等に基づく脱臭効果に加え、排ガス中に存在するZn化合物がアスピに捕捉され、それがH2S等の悪臭物質と反応することにより悪臭物質が除去されることになる、いわゆる相乗効果により脱臭効果が持続するものと考えられる。
項目 | 使用品1回目溶出 | 使用品2回目溶出 | ||
---|---|---|---|---|
カチオン | アニオン | カチオン | アニオン | |
1、総和 2、Zn |
472.5 398 |
833.8 * |
383.1 398 |
773.2 * |
1+2 | 870.5 | 833.8 | 781.1 | 773.2 |
4、使用品・未使用品の水分率は、使用品で10.5%、未使用品では3.9%であった。
水分率が使用品で高いのは、排ガス中に含まれる水分をアスピが吸着保持したためである。
5、未使用品および使用品アスピの光学顕微鏡による観察の結果、使用品は表面に結晶性の物質が多量に認められる。
他方、未使用品では、その結晶性物質は明らかに少ない。
また、使用品水溶出後の表面状態は、その結晶物がほとんど消失し、未使用品と同等になった。
したがって、使用品の表面結晶物は大部分が水に溶解するということが判明した。
アスピが今、注目されている理由
アスピの原料である炭素は、日本全土に分布し、資源としては非常に豊富にあるといえます。
一方の活性炭は、生成するために木材を伐採しなければいけないため、日々環境破壊が行われています。
過去には色々と技術進化の中で、世の中に貢献してきたものがあります。
例えば、鉛バッテリーからリチウムバッテリーへ、電球からLEDへなど。
これらと同様に活性炭からアスピへ、というように地球への環境負荷なども考えれば将来的には必ずシフトしてゆくと考えられます。
上記のことから、今後アスピの需要が必ず増えると私たちは考えます。